【リノベの第一歩】我が家をリノベーションするならいくら?を知るまでの3STEP

家のこと

こんにちは!

寒い季節になると家の中でもダウンが必須な古~いマンションの住人、もんたです。

最近は不動産の値段が天井知らずですよね。

すきま風で寒かろうが換気扇のフードが壊れてようが、さすがに引っ越すには時期が悪すぎる…。

私がリノベーションをしたのはそういうきっかけでした。

でも、いざやろう!と思って実際いくらかかるのか、調べてもあんまり出て来ないんですよね。

その家ごとに条件も希望も違いすぎるから、一概に言えないのかもしれません。

費用感が分からないと、「自分達にやれるのか?」という判断がなかなか出来ないですよね?

そこで今回の記事では、

実際にリノベーションをした体験を基に、費用感をつかむまでに必要な3STEPをご紹介します!

リノベーションしたい!でも何から始めたらいいのか分からない…

そう迷っているあなたの最初の一歩を応援出来たらいいなと願っています!

こんな不安や疑問を抱えている方に読んで欲しい!

・リノベーションの費用ってブラックボックス…

・オシャレなのは分かったからそれをいくらで作ったのか教えて!

・業者に電話したらしつこく営業されるんじゃないかと不安

スポンサーリンク

リノベーションの費用感をつかむまで①マイプランを考える

あなたがリノベーションしたい!と思ったきっかけは何ですか?

築40年のマンションに住んでいる私の場合は取るに足らない不満が“ちりつも”で、購入から10年後にいよいよ我慢の限界を迎えました(笑)。

何を知るにも、まずは自分が何をどうしたいのかを知ることが重要です。

とにもかくにも自分がやりたいことを洗い出してみましょう!

おねず
おねず

とはいえ予算の限界もあるし…

もんた
もんた

その気持ちは非常に分かる!けど、お金のことは一旦忘れちゃいましょ!

とっちらかってもいいからまずは「マイプラン」作成が先決!

それを決めないと業者も見積もりが出せません!

現状の不満をリストアップしよう

リノベーションをしよう!と思ったきっかけとなった場所は1カ所だけだったとしても、ここでは家中の気になる部分=ちょっとした不満を全部挙げてみましょう!

これが後々の「Before」になる部分なので、「After」との違いを楽しむ意味でもじっくり考えてみましょう!

部屋のエリアごとに現状の不満を書き出してみよう!

我が家の「ちりつも不満」はこんな感じ!

キッチンの不満

・換気扇がうるさい&外の風が逆流してきて寒い

・シンク下などの収納が使いづらい

・お膳立てが面倒なのでカウンター付きキッチンにしたい

リビングの不満

・2つに仕切られてる部屋を1つにして広々リビングに変えたい

・すきま風が入ってくる窓を二重窓に変えたい

・区切られた仕事スペースを作りたい

寝室の不満

・畳にベッドをやめたい(フローリングにしたい)

・使いづらい押入れをクローゼットにしたい

お風呂・トイレ・洗面台の不満

・あと10センチ広い湯船にしたい

・自分でキレイになるトイレに変えたい

・殺風景な洗面台をおしゃれにしたい

・アコーディオンカーテンをやめたい

ありとあらゆる不満

・壁紙を取り替えたい

・家中の段差を無くしたい

・前の住人がセレクトした黄色塗の棚を変えたい

・デコボコした壁や天井をスッキリさせたい

・後から付けたであろうケーブル類が剥き出しなのが嫌だ

・備え付けの収納が少ない

出るわ出るわ築40年分の更新ポイント(笑)

きっとこの中に、あなたが感じている不満もあるんじゃないでしょうか?

是非参考にしてみてください!

盛り盛りでやりたいことを考えよう

不満を出し尽くしたら、次は「こんな部屋にしたい!」という目線で情報を集めてみましょう。

フルリノベーションはまさにやりたい放題(※構造上変えられない部分ももちろんありますが)です。

そして世の中には「こんな発想もあったのか!」というお部屋のアイディアが溢れています。

おねず
おねず

キッチンだけ新しくなればいいや

もんた
もんた

目的を一つに絞るのはちょっと待って!

自分では思いつかないアイディアに触れることで、あなたの不満が「解消する」だけじゃなく「実用性も兼ね備えたおしゃれ」に変身するかもしれませんよ!

実はリノベーションの全行程の中で、これを考えている時が一番楽しい時かもしれません(笑)。

色々なリノベーション会社のサイトをチェックしてアイディアを拝借しよう!

私が「目からうろこ」だったアイディアはこの3つ

【玄関に土間!?】

マンションの玄関って暗くて狭くて四角くて、、、それが当たり前すぎて「玄関を変える」という発想がなかったけど、土間という発想がありました!

土足スペースを広く取ることによって、雑に扱われがちな共用駐輪場に置いてた自転車だって、部屋の中に入れるのがためらわれる汚れたアウトドア用品だって置けちゃいます!

【キッチンにパントリー!?】

パントリーとはキッチンで使うモノを収納するスペースのこと。

キッチン周りは、いつかのためのストック食材、月1しか出番のない調理器具、いくつあっても困らない消耗品などなど、、、ついついモノが溢れがちですよね。

普通にシステムキッチンを導入して食器棚やレンジ台を新しくして収納スペースを確保することもできるけれど、パントリーだったら「見せたくないものを隠す」収納が出来ます!

【廊下に手洗い場!?】

洗面所はトイレと同じ場所が当たり前!と思っていませんか?私は完全にそう思ってました。

でも、花粉の時期には玄関に入る前に外で花粉を落としてから家に入りますよね?

手洗いも同じことで、なるべく家の中に菌を持ち込む前キレイにしたほうがいい。

そう考えると、玄関とトイレの間をつなぐ廊下に手洗い場があるのは非常に効率がいいんです!

新しいアイディアを発見出来るおすすめサイトはこちら!

いろいろな間取りを見てみると一気にイメージが膨らみます!

様々な間取りを立体図面で!理想の家を視覚的にイメージできる便利な一冊!

ゆずれないことに順番をつける

不満とアイディアを全て出し切ったら、いよいよ「マイプラン」を形にする作業に入っていきます。

そう、リノベーションで一番大切で大変な作業「取捨選択」の扉を開ける時です。

無尽蔵にお金をかけられる人じゃない限り、リノベーションにはこの取捨選択があらゆる場面で必要になってきます。

おねず
おねず

もう理想ばっかり膨らんじゃったよ

もんた
もんた

最初の目的を思い出してみよう!

取捨選択を行う時の道標として、最初に思っていた不満を基準に、やりたいことの優先順位をつけていきましょう!

「どこの」「なにを」「どうしたい」か、あなたのゆずれないことTOP3をセレクトしよう

我が家の場合はこの3つ!
どこのなにをどうしたい⇒対策
リビング寒さ解消したい⇒二重窓を付ける
キッチンうるさい換気扇取り替えたい⇒全取り換え
押し入れ使いづらさ便利にしたい⇒ウォークインクローゼットを取り付ける
もんた
もんた

優先順位さえつけておけばいくつあってもOK!

あれもしたい!これもしたい!と目移りしがちなリノベーション。

この優先順位があなたのリノベーションの軸となるのでしっかり考えましょう!

リノベーションの費用感をつかむまで②業者を選定する

リノベーションをやってくれる業者は探せばとにかくいっぱいあります。

ネットを検索すればオシャレな施工事例ばかりが目について早く自分もやりたい!と心が焦りがち。

おねず
おねず

善は急げ!早速業者に電話だ!

もんた
もんた

ちょっと待って!ある程度狙いを定めましょ!

マイプラン実現のためにいくらかかるのか、その答えを出すまでにはそこそこの時間と労力がかかります。

そこにたどり着くまでの行程を数多くの業者と全て全力で向き合っていくのは正直大変です。

ここではやみくもに業者に電話する前に、あなたのマイプランに合った業者選定のヒントをお伝えします!

会社の規模は3種類

規模による特徴を知って、自分がどの程度の業者に当たりを付けるのがいいのかを把握しておきましょう。

①地元の工務店

キッチンだけ、水まわりだけ、など、直すところを一部分にするなら地元でリフォームを請け負ってくれる工務店がオススメです。

おすすめの理由

・これまでにリフォームをした実績を持っていて現況に詳しい場合がある

・地元ネットワークで値段の切磋琢磨がすでになされている

②新進気鋭の中堅どころ

直すだけじゃなくオシャレなおうちにしたい!という気持ちが高まってきたなら、最近の中古マンションリノベーションの流行の立役者となっているような中堅業者がオススメです!

リノベる。

「木」を使った優しい雰囲気や「躯体現し」を取り入れたシャープな雰囲気など、あらゆるイメージに対応できるバリエーションがあります。現在の自宅をリノベーションするだけでなく、新しく中古マンションを購入してリノベーションを施すワンストップサービスも展開!

③不動の大手!

誰もが聞いたことある大手の不動産会社は何と言っても日本全国の住まいを請け負う圧倒的な施工実績があるし、大手パワーを生かした各社(システムキッチン・トイレ・給湯器など各種パーツを作る会社)との堅い繋がりがあります。

安心・安全・高品質!を一番に考えたいなら大手を選ぶといいでしょう。

住友不動産

「新築そっくりさん」というキャッチフレーズは聞いたことがあるのではないでしょうか?戸建てのイメージがあったんですが、もちろんマンションも対応可能。さらに、工事が始まってから予期せぬ追加料金がかかることが多いと言われるリノベーションですが、住友不動産は最初の見積もりから価格を変えない「完全定額制」を取っています。

ミサワホーム

全国展開、24時間365日の安心サポート。建替えかリフォームか迷っている時に役立つ建物診断なども扱っており、様々なスタイルのリフォームに対応しています。部分リフォームにも対応しているので途中で気が変わっても安心ですね。

「最初のお付き合い」は3社がオススメ

最初はまだ方向性も固まってないと思いますし、逆に固めない方が色々な可能性があっていいと思います。

私の場合、業者選びで最初に重視していたのは

とにかく安いこと

という一点だけでした。

ただ、「とにかく安い」ということを知るためには複数の業者の金額を知る必要があります。

なので、最低でも3つの業者にコンタクトを取りましょう。

金額の比較をするだけでなく、マイプランの実現のために各社がどのような提案をしてくるかを知ることもできます。これが意外と三者三様で面白いです。

複数社の案をもらうことによって、マイプランにそれぞれの「いいとこどり」を出来るというメリットもあります。

もんた
もんた

中堅と大手から選んでおけば間違いないかも!

リノベーションの費用感をつかむまで③スケジュール感をつかむ

いよいよリノベーション業者から見積もりを取るというところまできました。

ただし、一言で「見積もりを取る」と言ってもマイプランを見せただけでは見積もり金額は出てきません

おねず
おねず

え?ここまで材料揃えたのに金額教えてもらえないの?

もんた
もんた

見積もりを出すにはもっとたくさんの情報が必要なんだって!

最初の打合せで大体の金額が分かると思っていたのでんですが、そんなに甘いものではありませんでした。

今の自宅がどうなっているか調査してからでないと何をどこまで手をつけるのか、業者さんも分かりません。

ここでは、最低限知っておきたい「見積金額が出るまでのスケジュール」をお伝えします!

業者と接触後の主なスケジュール

3つに業者を選定したら、電話をする前にまずはどのような段取りで見積もり金額が出るのかを把握しておきましょう!

見積もりが出るまでの流れ
  • 初回打合せ

    マイプラン(予算・間取り・デザイン)を提案

  • 現地調査

    業者による自宅の調査(採寸・構造確認等)

  • 図面提案

    業者による設計図の提案、イメージのすり合わせ

  • 見積金額判明

    すり合わせた内容で最初の見積金額が出る

そうなんです、見積もりが出るまでにはスムーズに行って1ヶ月、予定が合わなかったり③のところで修正を繰り返してしまうと約2ヶ月くらいはかかってきます。

要注意!

多くの業者は最初の見積もり提案までは無料でやってくれます。ただし、現地調査後の図面製作の段階で費用が発生するところもありました。 事前に「見積もりまでは無料?」を必ず確認しましょう!

絶対守ってほしい!「同時進行」

私がリノベーションを考え始めて実際に業者にコンタクトを取った時は、「とりあえず話だけ聞いてみよう」というくらいで、実はまだ本気ではありませんでした。

次から次へと色んな業者にコンタクトとって、嫌だったらやめればいいし、見積もり出してくれないならまた違う業者に乗り換えればいいし、、、なんていう無計画さでした。

「いつまでに絶対完成したい!」という希望がない場合や、まだ本当にやるか決心が付いてないうちはそれでも全然OKです。

全く分からない世界に飛び込むんですから、一歩ずつでも全然構いません。

ただ、なるべく正確な見積金額が知りたい!自分のプランの金額が分からないと決心が付かない!と思っているなら、守ってほしいことが一つだけあります。

それは、全業者「同時進行」すること。

例えばA社、B社、C社の3社に見積もりをお願いしたとします。

お気に入りのA社にコンタクトをとったその1週間後に、ちょっと気になるB社を見つけたからコンタクトをとり、さらにその1週間後に見つけたC社にもコンタクトをとったとしましょう。

3社とも「最初の打合せ~現地調査~図面提案」までが同じスケジュールで進んだとして、それぞれ結論が出るまでに1週間ずつの時差が生まれてしまいますね。

各業者とも、「相見積もり」されていることを知っています。自分のところだけでは決めてくれないことを知っているんです。

つまり、相手の出方が分からないとなかなか金額を出してくれません

最初にA社が800万と提案した後にお客さんがB社に「A社は800万でした」と言えば、B社は最初の見積もり時点から750万にしてくるでしょう。それを嫌うからです。

そしてお客さん、つまりあなたも、A社の800万が高いと感じてしまったら、マイプランの条件を少し変更してでも安い見積もりを出してもらうようB社・C社にお願いしたくなっちゃいますよね。

そうすると、せっかく3社に同じ条件で見積もりをお願いするはずだったのにちょっとずつ違うものになってしまいます。

なので、最終的に見積もりが出るタイミングをなるべく合わせるために同時進行することを心がけましょう!

図面の変更や安くする交渉は全て出そろってからでも全然遅くありません。

まとめ

いかがでしたか?

我が家をリノベーションするならいくら?を知るまでには

・マイプランを考える

・業者を選定する

・スケジュール感をつかむ

という3つのステップがあります。

このステップを踏むことでかなり正確な見積金額が出ます。しかもここまでは基本的には無料で出来ます。

極論、ここまでやって「やっぱりやーめた」としてもOKです。

もんた
もんた

大きなお金が動くことだから、遠慮はいらないよ!

ちなみに私はこの工程に約3ヶ月くらいかかってしまいました。※業者選びが五月雨式になってしまったので…

振り返るとリノベーションで一番重要なのがこの3ステップだと思いますので、慌てず焦らずじっくりと向き合ってみてください。

あなたのリノベーションが楽しいものとなりますように…最後までお読み頂きありがとうございました!

もんたへの質問・要望はコチラからどうぞ

タイトルとURLをコピーしました